修理品達が教えてくれる

2021年10月24日(日)

ま、さ、に。「あっ」という間に時が積み重なり今月も残り1週間!!  なんだか、訳もわからずに、置いてきぼり感すら感じている店主……。

でもね〜そんなの関係ない!! 置いてきぼり感を感じている自分はそのままそこへ置いといて(笑ッ) そんなことより土曜は、嬉しいことがいっぱいで、楽しい1日を過ごさせていただきました〜。

過ぎた時に置いていかれている感覚を味わいながら、50〜80年ほど前から時を刻んでいるアンティーク時計についてあれこれと。 オーバーホール、リューズ交換、革ベルト選び、などなど、携わらせていただき、想いもぐるぐる巡る。  このぐるぐる巡る感じが、たまらなく幸せだ。(コレだけは私の特権かと(笑))

中でも、一番はコチラでした。よく見て、シチズンのアンティーク鉄道時計です。昭和40年代前半の鉄道マン達がコレを身につけ列車の運行に携わっていた。 その時計が今こうして今のお持ち主さまの腕の中で楽しそうに時を紡ぎ始めた。 時計が主役!でも革ベルトも主役、引き立て合いながらお持ち主さまの腕の中で楽しそうに時を刻んでいる様に映り、なんだか胸が熱くなっちゃった、そして奥底から嬉しくなった…。(なんて素晴らしいお仕え事にご縁いただいたのだろうかと…笑)

イタリアモレラートの「ガウディ」のダークブラウン。コレがまた、カジュアルとトラッドの間の丁度良い塩梅!!なんです。 とっても良くお似合いで「イイ感じ」に仕上がり、お持ち主さまも大変お喜びくださった様でした。ありがとうございます!!

さぁー日曜日です。きっと今日も素敵な出会いが待っていることでしょう。

ご縁をくださった皆皆さまに感謝いっぱいです。