時計のメンテナンスはなぜ必要?

メンテナンスはなぜ必要?

すでに充分ご存知の方もおられると想いますが、改めて。

年末に向けて時計のメンテナンスやオーバーホール(分解掃除)のご相談

が多いので「なぜメンテナンスが必要なのか」をシェアさせていただきます。

大切な想いのこもった時計を末長くお使いいただくために、

お気に入りの時計を気持ちよくお使いいただくために、

どうぞ参考にご覧下さい☆

時計を刻む。という歴史は、古代の日時計が原点といわれ「水時計」や

「砂時計」の時代を経て、西暦1300年以降に「機械式時計」が発明されました。

その後、長い歴史の中で日々素晴らしい進歩を続け、現在に至っています。

現代、一般的に多く普及している時計と言えば、

ゼンマイのほどける力で動かす「手巻き」「自動巻」と呼ばれる『機械式時計』。

もうひとつは、水晶を使い「電池」で動かすタイプで、最近の主流になりつつある

ソーラー電波時計もこれにあたり『クォーツ時計』。

どちらも、小さなパーツがひとつひとつ複雑に組み合わされた精密機械。

当然、衝撃や水気と相性が良い訳が無い。しかし、日常生活の中で日々

腕にはめ、酷使されるのもまた、当たり前の事。

時々しか使わない時計だとしても「大切にしまっているつもり」がいつの間にか

思わぬ故障の 原因になってしまうことも……。

だからこそ、定期的なメンテナンスが不可欠で、永く「良い状態を保つ秘訣」

ということになるのです。(自動車でいう車検の様な事ですね)

お持ちの時計を「大切な想い出の詰まった宝物」として少しでも

良い状態でお手元に…そして可能であれば後世に残していただきたい…。

そんな風に想うのです。

3つ以上当てはまる場合はそろそろ時期がきているお知らせです。

いかがでしょう!?

少しでも参考にしていただけると幸いです。