ゼンマイ式時計

12月6日(日)

前日、キネティックについて想いながら

「今こそアナログ!今こそ非効率!」

と、大声で叫びたくなった(笑) そんな気持ちの流れの続きを(笑)

このブログのテーマは「心の中」を独り言の様に綴る日記みたいなものだからね、

好きなこと描いちゃお〜っと。

「使わずおいたままにすると数日で止まる。」

今はコレを手間だと感じる方も多い様だけれど(笑)

ゼンマイ式時計(機械式時計) 。

昔さ、祖父母のお家に行くと、ちょっとした台に登り、

ゼンマイ式時計に鍵(みたいな巻きネジ)をさしてカリカリと巻いたり、

鳩時計の下にぶら下がった大きな松ぼっくり(みたいなオモリ)を

ガリガリガリ〜ッて引っ張ったりしていませんでしたか?!

今では、お洒落な古民家カフェ・レストランに置いてあったりもしますね。

カチンッ ボーンボーンて。いい感じに響く音で、時を知らせてくれる。

そう、アレ。

よく耳を澄ますと、音のペースも早かったりゆっくりだったり。

湿度や気温により低音響く時もあれば、からりと晴れた音がしたり。

今の日常に置くと、まるで非効率の様にみえる、あの動作。

でも朝から決まったペースで時計を巻き、そして時間を確認しずれていたら合わせ、

鐘の音と会話するかの様に聴き入り。

人の何気ない日常と、時計達とが、溶け込み合い、イイ感じで共鳴

というか……共存している感じ。

アレこそが、心の余裕ともゆとりとも呼べるまさに「手間」であり、

朝行うこと、として理にかなった日課だったのではないだろうか。

と想える…。

日頃から尊敬している方でね、朝陽の目覚める前から起き、読書や読経。

身体を動かしウォーキング。神社の境内で柏手を打ち気を整え、祝詞をあげ、

それから帰宅し、1日を始める。て方がみえるんです。

しんどくないのかな〜と聞くと、それが日常。てサラリとおっしゃるわけですよ。

そう、その日常にこそ心身の健康の素があり。

気持ちよさの秘訣があるのだろうなぁ〜とつくづく想う今日この頃(笑)

無駄を省く、楽々、全自動、効率を求めすぎるうちに、何か大切なモノを、

コトを、忘れてしまってはいないかな? と。

そんな風に。自分に問う、私がいます。

いわゆる非効率生活とは、ひとつひとつを丁寧に味わう生活とも呼べる、

のかも!?しれないな。

さぁ、今日は日曜日。 楽しい1日を過ごしましょう〜!!