ふるさと

ふるさと

愛車と共に三重県まで出かけました。

自然の造形に目を奪われつつも、車内でお気に入りの音楽をあれこれ聴き

唄いながら(笑) 気分良くドライブ〜。

うさぎ追し彼の山〜♫

ある頃までこの歌詞を、うさぎ美味しぃかの山。だと…

本気で思い込んでいた (苦笑) そんなお恥ずかしい思い出もありながら…、

1〜3番まで全て聴き終えた時のあのなんとも言えない優しい気持ち。

素晴らしい名曲ですね〜。

日本の 賛美歌 といっても良いのではないかとさえ想える。

私は、大好きです。

1〜3番までが、それぞれ 過去、現在、未来をあらわしている。

勉学や勤労のため故郷を離れて過ごしている方の心情が綴られているそうですが、

一説には、親元を離れ、お国を守る為に戦地に向かう決意と覚悟をした若者達

の心情、とも言われているようです。

私は、この曲を聴き、生を受けてから卒業するまでの90年。

(この数字は自分の人生が90までと勝手に感じているからデス)

時の流れの中で魂が然るべき経験と徳を積み、燃焼しきって還るべき処へ還ってゆく。

そんな唄のように聞こえる。

人生のうち一番長く過ごした地、三重県津市を訪れると、

言葉で現しづらいけれど、なんともいえない 気持ちに包まれます。

3時間、施術を受けながら富士山の樹海のお話や、親子の遺伝子のお話、

など、密度の濃い3時間は、毎月の事ながら自分の心の充電時間。

夕方外へ出て空を見上げると輝く西陽と共にふわりとお月様が

輝いていました。

なんだかジーンと胸が熱くなりました。

ちっちゃなちっちゃなヘッポコ魂ですが、自分ができることを、できる限り。

ほんのちょっと負荷をかけながらも、ひとつひとつ経験を重ね、徳を積み、

然るべき時が来た時、悔いなく笑って、穏やかに卒業する自分で在りたい。

そんな事を感じた1日でした。

ふるさとに触れる時をいただけたことに、感謝です。