お行儀とマナー

お行儀とマナー

「心地よく過ごせたら、それで良い!!」とは言っても…、

色々見方は違う。「自他問わず心地よく。はどこに存在するのだろう。」

その様な事を、時々想う。

高湿度で蒸し蒸し暑いのに、エアコンの風でどこか身体の芯が冷えている、

こんな時は、中から身体を温めよう!

そう思い、九条ネギ山盛りの味噌煮込みうどんをいただきに…。

箸置きのないお店では、割り箸の袋をお箸置きの代わりにするのが一般的、

でしょうか。(と勝手にそうしていますが…)

店員さんも気が効く方が多く、名古屋駅の中では居心地が良い店内。

そしていつものように、 お漬物、ご飯、味噌煮込みうどん、をいただく訳だけれど…。

いただきますもせずお箸を持つ。

ドーンと肘をついておうどんを啜ってる方、

スマホ片手におうどんを食べる方、

お箸とお茶碗を同時に片方の手で持ち醤油に手を伸ばす方、

躊躇なくお茶碗にお箸を渡して置く方、

多いこと…。

マナーなんてもの自体、もはや存在しないのかな、今の時代は。

もちろんいつもいつも。必ず。何が何でも、でなくて良いとは思う。

とは思う。 けれど…、この数年のマナーの低下は尋常ではない気がする。

もちろんそう言う私もそんなにお行儀良いわけではないのだけれど(苦笑)

……。

お家ご飯、一人ご飯、和食より洋食、その増加傾向の中で育った世代が、

親になり その中で子が育つから?

他者とのお食事はマナーは不要だから?

なんだろう…。

残念だな…今の日本人。

これからこの国は、どこへ向かって行くのだろうか …。

正式な場ではないので、なんてことないのかもしれない。

でも普段やらない人は、「その時」が来た時もやっぱりできないのではないかな?

なんて思いながら、自らの姿勢とマナー、お行儀、

について今一度振り返り考え直す機会をいただいた。

これもご縁でしょう。

ありがとうございます。