お念珠の房交換

2021年11月28日(日)

会えなくても、この世とあの世とで離れていても、まるでそばにいるみたいに声や吐息を感じたりして、心があたたかくなる時、てありますよね。

私はそれを「想いが重なり繋がる時」と理解しています。

手を合わせたり、想いを向けたり、その時放たれるナニカが、エネルギー(光)となって飛ぶのだと、そう思う事が一番リアルな体感に近く、納得しやすいな、と…。

(本当のことは分かりません、あくまでも私の勝手な見解です。)

時々、小さな時計屋では貴金属修理分野で、「お念珠の房交換」のご依頼をいただきます。人絹か正絹/房のお色/組み方 などをお選びいただき出来るだけ理想に近いモノを仕上げられる様努めています。

お念珠の房交換のご依頼。 大切なモノをお預かりさせていただいているのだ、という実感がズシリと届く瞬間でもあります。

時計だって同じ……。 大切な誰かの想いを乗せて時を刻んでいる。

想いが溜まると、すごい速さで飛ぶから、出来るだけやさしい気持ちで、穏やかであたたかな陽だまりの中に身を置いておきたいモノです。

ご依頼を頂いた修理品達が日々 教えてくれる事。最近つくづく深みを増しているようです。 てことはさ、まだまだ気づきも学びも足りない私!!てことですね(笑)

まだまだ成長期(笑)がんばろっ。 てことで、

11月最後の日曜日も一意専心の気持ちと共に精進します!!