3月11日  あれから4年

3月11日  あれから4年

その数分がとても長く感じる時もあるけれど、

時の流れるのは何て早いのだろう……とも感じる。

4年前の今日も、そう思って人生の分岐点にいた…

4年前の3月は、名古屋駅の「小さな時計屋」をオープンさせるべく、

6年続けていた以前のお店の閉店セール中で、沢山の常連様にご挨拶をし、

日々とにかく大忙しで息つく暇もなくただ必死、そんな1日を振り返ると寂しくなり、

毎晩ベットの中で涙する毎日を過ごしていた。

……今思い起こしても、まさに人生の分岐点にいた。

あの時の選択・決断は、不安・夢や希望・寂しさそして又不安の堂々巡り。

 ……久しぶりの休日で閉店直前のある日、クタクタの身体を

なんとかしたいと思い、気分転換にと栄の街をウォーキングしていた

その時に地面が揺れ、めまいがしたみたいに座り込んだのを

昨日の事のように思い出す。

しばらくは外にいたので、めまいではなく地震で大変な事に

なっていると気づいたのは夕方になってからの事だったけれど、

私にとっては、

6年可愛がっていただいた沢山のお客様方との沢山の思い出と共に、

一生忘れられない日。

きっと、日本中の…いや世界中の、多くの人々にとっての分岐点3.11。

いつか、「 あの日があったから今がある。」と、

プラスの結果に繋がるに違いない。

私も、世界の為の日本も、間違いなく今が踏ん張りどき!!

前向いて、顔晴ろう。   大丈夫、全てはうまくいっている。

テル